ヤンキースの〝退場王〟ことアーロン・ブーン監督(52)が再び着火した。

 10日(日本時間11日)、本拠地アストロズ戦で2点を追う3回の攻撃。先頭・マクマーンへの1―1からの3球目はわずかに低く見えた。だがデレク・トーマス球審の判定はストライク。その瞬間、ベンチから大声を出したブーン監督は球審がにらむなか、「4回目だ!」と左手で「4」の数字を示した。

 これに球審はすかさず退場を宣告。怒りが収まらないブーン監督はダッグアウトを飛び出すと球審と顔を突き合わせて激高した。すでに退場を宣告済みのトーマス球審は相手にせず。あわてて三塁塁審が興奮する指揮官と球審の間に入った。

 ブーン監督がイライラするのも無理はない。主砲ジャッジがケガから復帰したが、チームは不調から抜け出せず。この日も1―7で敗れ、6月12日以降、20勝31敗となった。チームは地区優勝はもちろんワイルドカード争いも危なくなっている。

 ブーン監督の退場は7月23日(同24日)のブルージェイズ戦以来でMLB今季最多の5回目。
通算44回目となった。

 敗戦後、指揮官は「最初の数イニングで彼に言いすぎた。もう終わったことで、事実として受け入れるしかない。それがこの試合に負けた理由ではない」と淡々と受け止めた。