大谷翔平投手(31)の所属するドジャースに10日(日本時間11日)、敵地で5―4の逆転勝ちを収めたブルージェイズの守護神、ジェフ・ホフマン投手(32)がメジャー史上初の〝珍快挙〟を達成した。
ここまで26セーブをマークしているホフマンは4―3で1点リードの8回二死一、二塁のピンチで7番手として登板。だが、制球が定まらずスミス、フリーマンに連続四球を与えて押し出しで同点に追いつかれる。続く代打・コンフォートはなんとか捕飛に打ち取り、逆転は免れた。
チームは直後の9回、先頭・クレメントにソロ本塁打が飛び出し、勝ち越しに成功。9回もマウンドに挙がったホフマンだが立ち直ることはできず、先頭のパヘス、マンシーに連続四球を与え、犠打を挟んでコールにもこの日4つ目の四球を献上。無死満塁でこの日、41号アーチを放っている大谷を迎え、ベンチはついにここで守護神に見切りをつけた。
代わったフルハーチはルーキー左腕だが、ベンチの期待に応え、大谷を133キロのスライダーで空振り三振、続くベッツを145キロのカットボールで三ゴロに抑え、チームは冷や汗の勝利をものにした。
結局、2/3を投げ、打者7に対し5四球1失点でアウト二つしか取れなかったホフマンが勝利投手となり、7勝目をマーク。不思議な白星が転がり込んだ格好で、米メディア「クラッチ・ポインツ」は「彼は1901年以来、1イニング以内に5人の打者に四球を与えながらも勝利投手となった初のメジャーリーグ投手となった」と歴史的な勝利だったと報じた。
また、同メディアは「メジャーリーグの得点規定では、投球が効果的でなかった場合、状況によっては勝利投手としての勝利が認められないことがあるが、それは2失点以上を許した場合に限られる。ホフマンは5つの四球を与えたものの、安打も失点も許さなかった」と解説した。












