ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)の伝説への挑戦が注目されている。打率4割、60本塁打、2年連続MVPと多くの期待を背負って打撃部門すべてに上位をキープしているが、ピッチを上げているのは本塁打だけでなく、安打数だ。11日(日本時間12日)の敵地ロイヤルズ戦は7回に25号を放って4打数1安打と勝利に貢献。ここまで66試合で98安打と両リーグトップを走り、更新不可能とされてきた、イチロー氏が2004年に達成した262安打の世界記録も夢ではなくなってきている。
緻密なバットコントロールと走力で安打を量産した当時マリナーズのイチロー氏は、ジョージ・シスラー氏の持つ記録を84年ぶりに塗り替えた。そして今年、ジャッジが21年ぶりに金字塔に迫る勢いで量産してきている。米メディア「アルバット」は「ジャッジが現代のスラッガーには到底及ばないと思われていた記録を破る有力候補として浮上した」と伝え「PFSN」も「ジャッジは21世紀に入って220安打以上を打つ稀有な選手の勢いを保っている。20年以上前にスズキが樹立した史上最多に挑戦する可能性を秘めている」と見ている。
またヤンキースメディア「ブリーディング・ヤンキー・ブルー」は「ジャッジが人々を熱狂させているのは精密さだ。ただ圧倒的にボールを潰しているのではなく、単打、二塁打とすべてに穴を見つけて、巧みにシフトチェンジする。単なるホームランマシンではない。パワーのあるイチローだ。彼が歴史を作り、我々はそれをリアルタイムで見る幸運に恵まれている」と称しているが、果たして牙城にたどり着けるか。












