J2札幌の岩政大樹監督が、5日のホーム徳島線で激高した。きっかけは0―0の後半17分のプレー。徳島のFWルーカス・バルセロスが、DF西野奨太と競り合いなった際に、足裏を太ももに入れていたことだった。

 この危険な行為によって、両軍の選手らが入り乱れる事態に発展した中、〝先頭〟に立ったのが、頭に血が上った岩政監督だった。怒りの形相でバルセロスに対して額を突きつけて抗議。最後は冷静さを取り戻したが、誰よりもヒートアップしていた。

 バルセロスの〝足裏行為〟にはイエローカードが提示されたが、SNS上には「一発レッドじゃないか」「あれでレッドは厳しい」など意見は割れた。

 指揮官の熱い思いがイレブンにも伝わったのか、0―0の後半アディショナルタイムにDF家泉怜依が決勝点。得点後には、歓喜のイレブンの中に岩政監督も〝乱入〟して喜びを爆発させた。

 これで3戦目にしてホーム初勝利。指揮官は「時間がかかってしまって申し訳ない気持ち」。決勝点のシーンについては「時が止まったような気持ちになった。僕も何度か経験した形なので懐かしくもあった」とうれしそうな表情で語った。