存在感を示した。大相撲名古屋場所千秋楽(28日、愛知県体育館)、優勝経験者で元三役の幕内若隆景(29=荒汐)が幕内北勝富士(32=八角)を渡し込みで下して11勝目(4敗)。取組後は「最後まで前に出られたので、良かったと思います」と充実した表情を浮かべた。

 昨年春場所で右ヒザ前十字靱帯断裂の大ケガを負った。長期離脱で幕下まで転落したが、今年の夏場所で十両優勝。今場所は1年半ぶりの幕内勝ち越しを果たした。

「全体的に、自分らしい下からの相撲を15日間取れたので良かった」と今場所を振り返りつつ、自身の取組について「負けた相撲は足がついていかない。そういう相撲も何番かあった」と反省点を挙げた。秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)に向けて「来場所から番付も上がるので。しっかり稽古をしてまた頑張ります」と力を込めた。