八角理事長 名古屋場所の両国開催は「大人数による移動・長期滞在を避けるため」

2020年05月04日 18時46分

八角理事長

 日本相撲協会は4日、新型コロナウイルスの感染拡大で政府の緊急事態宣言が延長されたことを受けて、大相撲夏場所(24日初日、東京・両国国技館)の開催中止を決定。また、7月場所(7月19日初日)の会場を愛知県体育館から東京・両国国技館へ変更し、10月の秋巡業も中止することを決めた。八角理事長(56=元横綱北勝海)は以下のコメントを発表した(原文ママ)。

 このたび、緊急事態宣言の延長が発令されたことに鑑み、ファンの皆さま並びに関係者の皆様の健康と安全を確保するため、五月場所の開催中止を決定いたしました。

 また、秋巡業につきましても、開催は10月ではございますが、開催できるかどうかの目処が立たない中で準備を進めさせていただくことは、主催者である勧進元様に多大なるご迷惑となることと判断し、中止を決定いたしました。

 なお、夏巡業につきましては、東京オリンピックが予定されていたこともあり、すでに中止を決定しております。

 一方で、七月の名古屋場所につきましては、大人数による東京から名古屋への移動・長期滞在を避けるために、特別開催としまして、7月19日から8月2日、東京で行うこととし、両国国技館での無観客開催を目指す所存です。

 相撲観戦を楽しみにしていらっしゃるファンの皆さまには、大相撲をお見せできる日が先になってしまい、大変残念に思いますが、力士をはじめとする協会員一同、今後も国民の皆さまと同様に一生懸命、新型コロナウイルス感染症の感染予防に努めてまいります。そして、開催できた暁には、精一杯の迫力ある相撲をご覧いただけますよう、これからも取り組んでまいります。

 一刻も早く現況が終息することを願うとともに、感染症により亡くなられた方とそのご遺族に心よりお悔やみを申し上げます。また、現在治療中の患者の皆さま、ご家族の皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。そして、全国各地で感染症の治療・ケアにあたられている医療関係者の皆さまに心から感謝するとともにエールを送らせていただきます。