女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が、妹でアマチュア選手の暉璃子(きりこ=明大2年)に〝ライバル心〟を燃やしている。

 今週は韓国に本部を置くアジア・ゴルフリーダーズ・フォーラム(AGLF)主催の新規大会でLAT(レディス・アジアンツアー)に組み込まれている「シモーネ・アジアパシフィックカップ」(18~20日、インドネシア・ポンドックインダGC)に姉妹で出場。開幕前日の17日はプロアマ戦などで調整した。

 3位に入った「AIG全英女子オープン」後、初の大会出場となる渋野は「(全英女子は)いい感触で4日間やれたから思い出した感じはある」と復調に手応え。姉妹での参戦については「妹に負けないように頑張りたい。私より30ヤード飛ぶからそれに負けないようにトレーニングをやっているけど負けている」と飛距離でかなわないことを明かした。一方の暉璃子は「スコアで勝てる気はしないけど、ショットで姉よりいいものをみせられたら」と意気込んだ。

 今大会には日本から桜井心那(18)と篠原まりあ(25)が出場。海外勢はリディア・コ(ニュージーランド)、柳簫然(ユ・ソヨン)、金孝周(キム・ヒョージュ=ともに韓国)といったメジャーチャンピオンが参戦する。