【ミシガン州ベルモント16日(日本時間17日)発】米女子ゴルフツアー「メイヤー・クラシック」初日(ブライズフィールドCC=パー72)、渋野日向子(23=サントリー)は2バーディー、5ボギーの75でのラウンドで3オーバーの127位と大きく出遅れた。

 1番パー4、2番パー4で連続ボギーとすると、その後もショットが乱れ、パットも入らず、3ボギーと大苦戦。後半の11番パー3で初めてのバーディーを奪うも、スコアを伸ばせなかった。渋野は「ショットも荒れてましたし、チャンスにつく回数もなかったので本当に苦しい1日でした」と振り返った。

 その上で「右へのミスが多かったので。ラフから引っかけて左にもミスしましたし、少しスタンスの向きが思っている方向に向いていないのかなというので、途中で修正しました。スイングも考えたいわけではなかったんですけど、どうしても考えざるを得ないような感じだったので、マネジメントもしつつというのは考えて、やってはいたんですけど、もうそれ以前の問題だったかなと思います」と苦戦の理由を説明した。

 2日目に向けて「明日はもっとタフな状態だと思う。この位置だと予選通過も厳しいラインだと思うので、しっかりと言いゴルフができるように頑張りたいと思います」と先を見据えていた。

 他の日本勢は畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)と野村敏京(29)は71の1アンダーで66位とし、笹生優花(20=ICTSI)と古江彩佳(22=富士通)は72で回り、イーブンパーの89位だった。