国内女子ツアーの年内最終戦「JLPGAツアー選手権リコー杯」(26日~、宮崎・宮崎CC=パー72)を前に、昨年11アンダーでこの大会を制したペ・ソンウ(26=韓国)は今年の優勝スコアを「1桁アンダー」と予想した。

 昨年に比べ、難しくなったのは硬くて速い高麗グリーン。「昨年は雨もあったけど、今年は晴れが続いています。硬いグリーンは計算が難しく、テクニカルなショットを打たなくてはなりません」。優勝スコアが6~7アンダーになることを想定している。

 9月から日本ツアーに復帰した今季は8試合に出場し、2位2回、3位2回。日本ツアー3勝目にあと一歩に迫っている。

「優勝を逃がしたのは私よりもっといいプレーをした選手がいたからだと思っています。欲が出て、力が入り過ぎたのかなというところもあるので、さらにメンタルを鍛えて、チャンスを逃がさないようにしたいです」

 パーセーブ率2位、平均バーディー数3位、バウンスバック率1位、リカバリー率4位など、スタッツは軒並み上位。今大会も優勝候補の一人であることは間違いない。