今年からフィギュアスケートのアイスアイスダンスに挑戦している高橋大輔(33=関大KFSC)が10日、自身が座長を務めるアイスショー「アイスエクスポロージョン2020」(新横浜スケートセンター)に出演した。

 昨年12月の全日本選手権で公式戦最後のシングルに出場。年が明けて、本格的にアイスダンスへ転向した高橋は平昌五輪代表の村元哉中(26)と初めてファンの前でペアを組み、氷上のダンスを披露した。新コンビのスケーティングを見たファンから大歓声を浴びたが、公演後は「必死すぎてどんな演技になっているか想像すらできなかった。課題しかありません」と苦笑。この日はまだシングル用のスケート靴を使用していたため「カーブの感じも違う」と感触もイマイチだったようだ。

 今後、2月上旬に米国へ飛んでトレーニングを積み、コーチおよびアイスダンスの“先輩”でもある村元からアドバイスを受けながら練習に励むという。

「まずはお互いをよく知ることが最初の段階。言われるがままに(笑い)。できる範囲で精一杯やっていきたい」

 夢に掲げる2022年北京五輪出場へ向け、2人の挑戦が始まった。