ネーサン・チェン、彭帥が米タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に選出

2022年05月24日 18時09分

北京五輪フィギュアスケート男子金メダルのネーサン・チェン(東スポWeb)
北京五輪フィギュアスケート男子金メダルのネーサン・チェン(東スポWeb)

 米誌「タイム」が2022年の「世界で最も影響力のある100人」を発表。スポーツ界からは、北京五輪フィギュアスケート男子金メダルのネーサン・チェン(23=米国)らが選出された。

 同誌はチェンについて「ネーサン・チェンはフィギュアスケートへの飽くなき情熱を証明してきた。その忍耐力は、最初のオリンピック(平昌五輪)が彼の期待通りにいかなかった後も、決して衰えることはなかった。彼はさらに4年間トレーニングを積み、自分がいかに激しい競争者であるかを世界に知らしめた」などと称賛した。

 また、スポーツ界からは女子テニス選手の彭帥(36)も選出。彭はSNSで中国の元副首相から性的関係を強要されたと告発し、世界各国で中国の人権問題に対する批判が高まる動きにつながった。

 同誌では「中国のソーシャルメディア『ウェイボー(微博)』に投稿された1つの長文が、世界のスポーツ界に大きな変化をもたらす連鎖反応を引き起こした」「彼女のアカウントは、権威主義的な権力に対する女性の権利の擁護を、前例のない規模で一挙に広げた。その後、彼女が当初の主張を否定したことは、彼女がまだ自律性を完全に取り戻せていないこと、そして実際に言いようのない残酷さを体験していることを示唆している」などと紹介している。

 スポーツ以外の分野からはロシアのプーチン大統領、ウクライナのゼレンスキー大統領らが選出。日本からは昨年、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平、女子テニスの大坂なおみらが選出されたが、今回は選ばれなかった。

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