健常者の柔道選手に視覚障がい者であるとうそをつかせ、パラリンピックなど複数の国際大会に出場させたとして、パラ柔道・韓国代表の元監督が身柄を拘束されたと複数の韓国メディアが伝えている。
元監督は、2014年7月から18年12月までの期間に健常者の柔道選手らを病院に連れて行き、視力検査で虚偽の結果を出させた上で、選手を代表に選抜。選手の中には、国際大会でメダルを獲得した選手も含まれている。彼らが国から受け取った報奨金は総額で1億2000万ウォン(約1130万円)に上るという。
まさかの不祥事に、ネット上では「国際試合出たくて真面目に頑張ってきた選手、対戦した外国選手、報奨金払った国らをだました」「スポーツとしてより『人間として』絶対やってはいけないこと」などと厳しい意見が飛び交った。
クラス分けは、パラ団体の関係者が「本当に複雑」と語るように、選手一人ひとりの障がいを細かくチェックする。過去には、2000年シドニー大会バスケットボール男子(知的障がい)を制したスペインの12選手のうち、10選手が健常者だったという不正が発覚。その後、12年間はパラリンピックのすべての競技で知的障がいのクラスが実施されなかった過去もあるだけに、今回の騒動は大きな波紋を呼びそうだ。












