【東京五輪チケット】次回は超アナログ「ハガキ抽選」「窓口販売」

2020年02月12日 16時53分

会見する鈴木秀紀マーケティング局次長

 東京五輪パラリンピック組織委員会は12日、五輪チケット春期販売の概要を発表した。

 五輪チケットはこれまでインターネットによる第1、2次抽選販売(第1次は追加抽選あり)が行われ合計約448万枚が購入されたが、今回はさらに売れ残ったチケットが対象。その方法は「整理券ハガキによる抽選による先行窓口販売」だ。

 希望者はハガキに必要事項(氏名、住所、電話番号、生年月日など)を記入し、2月20日~3月12日(必着)の期間内に「〒119―0152 東京2020大会観戦チケット整理券事務局」まで整理券を申し込む。当選した者のみに整理券(当選通知)が届き、4月28日~5月7日の期間内に東京・千代田区の「東京2020チケットセンター有楽町」で購入できる。

 注意したいのは“早い者勝ち”ではない点だ。整理券には日付と時間、整理番号が記載され、その順番に従って窓口へ案内される仕組み。鈴木秀紀マーケティング局次長(56)は「一度に来店されると大変混雑するため整理番号順に並んでいただきます。集合時間前に来て並ぶことはできません」と説明する。前述の期間内(10日間)は毎日午前から夕方までチケットセンターが稼動し、当選者が指定される時間帯は「恐らく1~2時間刻みになると思う」(鈴木局次長)。発行される整理券は5000枚、一人1セッションで最大4枚(開閉会式は2枚)まで購入できる。整理番号順に窓口で購入するため、後ろの時間帯になると希望のチケットがない可能性もある。その意味では「先着順」といえるが、店に到着した順に買えるシステムではないことは要注意だ。

 また、購入条件はハガキで申し込んだ本人であること。当選通知と身分証明書を持参しなければならず、別人が窓口に来ても購入できない(未成年や障がい者は保護者や同伴者可)。同一人物による複数当選が確認された場合は無効となる。

 過去3回の抽選販売はインターネットで行われたが、今回は一転して超アナログの「ハガキ」「窓口」を採用。その理由について鈴木局次長は「今回はインターネットの使い方に長けた方だけが申し込みすることを避けるため、非常にアナログな手法ですが、ハガキの受付が適切だと考えました」と語る。パソコン操作ができない年配者へ配慮される形となった。

 整理券ハガキによる窓口販売の終了後もチャンスは残されており、5月中旬以降に公式サイトによるネット販売、さらに都内2か所で窓口販売が行われ、こちらは整理券や予約は不要で完全な「先着順」となる。