大阪の創薬ベンチャー企業「アンジェス」は7日、開発を進めていた新型コロナウイルスワクチンの開発中止を同社ホームページで発表した。
同社は新型コロナウイルスが猛威をふるっていた2020年3月、同ウイルスに対するDNAワクチンの開発を決定。臨床試験を開始したが、21年11月、「期待通りの効果を上げることが難しい」と判断した。
今後は、BA.5などの変異株に対しても有効な改良型DNAワクチンや、鼻から投与するタイプのワクチン研究をすすめるという。
これに赤っ恥をさらしてしまったのが大阪府の吉村洋文知事だ。
吉村氏は、同社が20年6月、第1段階の治験を開始した際、「9月には実用化できるのではないか」「年内には10~20万人に摂取できる」などと豪語していたのだ。
ある府政関係者は「威勢よくやるやるとぶち上げるんですが、結果に結びつかないのが、いかにも維新らしい。どうせ後から検証もされないだろうと思って、府民やメディアをなめ切ってるんですよ」と語る。
さらに、この日は吉村知事の定例記者会見が開かれたが、「アンジェスのリリースが出たのが、まさに吉村知事の会見が終わるくらいのタイミング。現場の記者は把握できず質問できなかった。明日(8日)は、公務の際はほぼ毎日行っている囲み会見の予定もない。答えたくないのか、タイミングが良すぎますよね」(同)。
ワクチン開発は簡単なものではなくアンジェスに非はないが、吉村氏は大風呂敷を広げ過ぎたようだ。












