コロナ新時代の“会わない援助交際〟 SNSで金銭支援してハイ、おしまい

2020年09月30日 11時15分

コロナ禍で〝援交〟にも異変が…(写真はイメージ)

 新型コロナウイルスの影響でお金に困っている女子高生を買春した20代の男が、児童買春などの疑いで警視庁に逮捕された。「10万円渡す」と言いながら払わず、しかも、まるで「アンジャッシュ」渡部建のようにトイレで行為に及ぶハレンチっぷり。こうしたよくある援助交際の一方で、最近は新たな手法が台頭しつつあるという。

 先日逮捕された男は、今年4月に当時16歳の少女と東京・渋谷区のトイレで、18歳未満と知りながらわいせつな行為をした疑いがもたれている。男は「年齢については、記憶がはっきりしない」と否認。少女は新型コロナの影響でアルバイトができず、SNSで援助交際の相手を募っていたという。そこに男が近寄ってきて、10万円を提示していた。

 しかし男は、行為には及んだものの、10万円は支払わなかったとされる。援助交際の事情に詳しい事情通は「16歳となるとラブホに入ろうとすると止められることがあるので、公衆トイレなどが使われがちです。また、10万円という時点で怪しい。最初から払う気はなかったのではないでしょうか」と指摘した。

 このように援助交際といえば、実際に2人で会うことが当たり前だと思いがちだが、その前提が最近、コロナによって崩れようとしている。本紙はかつて「ネットで金銭とわいせつ写真の交換を行う“オンライン援交”が流行している」と報じたことがあったが、ここにきて何と写真や動画の提供すらない、“会わない援交”が急増しているのだ。

 SNSをよく利用する40代男性会社員は「最近よく目にするのは『家出してネットカフェに泊まりたいけどお金がないから支援してほしい。会うことは考えてません』という内容の書き込みです。お金のやりとりはスマホ決済アプリを使います。会わないし、エッチな写真をくれるということもないんです」と明かした。スマホ決済アプリでは、QRコード等を使って送金ができるのだ。

 前出の援助交際に詳しい事情通は「こうした“会わない援交”は今年の春ごろから増えているので、コロナの影響なのでしょう。『そんなの、誰が払うんだ?』って不思議に思うでしょうが、実際に払う人がいるんです。アプリで送金するのはだいたい2000円から3000円くらい。安いから『試しに払ってみるか』となりやすいのです」と指摘した。

 また送金し終わると、女の子がアプリのアカウントを消してしまうケースが多いという。

「消したら、また別のアカウントを使って同じことをしてる節がある。しかも送金した方のアカウントは分かっているから、また接近してきて、何度も払わせられかねない」(前出の関係者)

 もちろんアカウントが消えたことに怒る人もいるが、若い女の子とネット上でやりとりができたことに満足する人もいるそうで“会わない援交”は、なかなかなくならないという。

「コロナが終息するまでは、この手の“物乞い”や“金乞い”は続きそう。ただ、物乞いというのは軽犯罪法違反になりうるんですよ。数年前ですが、ネットで物乞い行為をして書類送検された人がいます」(同)

 安易に考えていては、痛い目に遭う可能性もありそうだ。