政策以外に「あの男憎し」も一致!玉木新党とれいわ・山本太郎氏の共闘が濃厚

2020年08月24日 11時00分

山本氏(左)と玉木氏

 新党を結成する国民民主党の玉木雄一郎代表(51)とれいわ新選組の山本太郎代表(45)との共闘が現実味を帯びてきた。政策面で一致するだけでなく、立憲民主党の“枝野幸男代表嫌い”でも波長が合うようで…。

 国民民主党を解党した上で、立憲民主党との新党結成を決断した玉木氏だが、自身は合流新党には加わらず、独自の新党を結成する。玉木新党には山尾志桜里衆院議員(46)や前原誠司衆院議員(58)など10人を超える議員が集まりそうだ。

 まだ、どちらに行くかを決めかねている国民の議員もいる中、話題になったのは19日に行われた会食だ。山尾氏が山本代表、6月に立民に離党届を出している須藤元気参院議員(42)、4月に立民を除名となった高井崇志衆院議員(50)らと会食し、当初は玉木氏も参加予定だったという。

 玉木氏と山本氏は玉木氏の動画企画で対談したのをきっかけに、すっかり馬が合う関係だといわれる。山本氏は22日、具体的な動きはまだないとした上で、玉木新党には期待感を寄せた。

 れいわ関係者は「玉木氏とは太郎代表が次の衆院選の旗に掲げている消費税減税で一致している。奨学金免除など若者、弱者目線に立っている点も同じで、党同士の合流はなくても共闘はあり得る。太郎代表と減税勉強会の共同代表を務める馬淵澄夫さん(衆院議員)もパイプになるから、馬淵氏が抱える浪人中の元議員らも玉木新党に流れるのでは」と指摘する。

 政策だけでなく、共通項となるのは枝野氏の存在だ。「太郎代表は名指しこそしないが、これまでの行動を見れば、枝野氏は大嫌い。玉木氏も今回の分党劇を見れば、枝野氏とは絶対に一緒にやりたくないだろうしね」(同関係者)

 昨年の参院選にれいわ新選組での参戦、7月の都知事選の立候補、須藤氏の応援…と山本氏の行動は、立民に横やりを入れて、支持層を奪ってきた。

 枝野氏からすれば、国民の分党だけで、約50億円もの政治資金の総取りが消えたところに、れいわとの“合体”ともなれば、目の上のたんこぶでは済まなくなる。