3年の時を経てついに認められた!宇宙食「からあげクン」気になる味は

2020年06月12日 16時00分

食べてみたい「スペースからあげクン」

 とある宇宙食が話題となっている。

 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「宇宙食開発グループ」で働く主人公の奮闘劇が描かれた漫画「宇宙めし」の第3巻が11日に発売された。コンビニチェーン「ローソン」の大人気商品「からあげクン」が宇宙食化されるクライマックスを収録。その名も「スペースからあげクン」だ。

 ローソンによると、同商品の開発は、2017年、宇宙飛行士らの「宇宙でもお肉が食べたい」という声から始まった。

 同年、社内に宇宙プロジェクトを発足。JAXAや製造メーカーと協力し、1年半までの保存性試験や衛生面などの試験を経て、今月8日に「宇宙日本食」として認定されたという。

 宇宙日本食とは、JAXAの制定している宇宙日本食認証基準を満たしている宇宙食のこと。国際宇宙ステーション(ISS)の長期滞在を予定している日本の宇宙飛行士に、日本食の味を楽しんでもらい、長期滞在による精神的なストレスを和らげ、仕事の効率の維持や向上につなげることを目的としている。

 同商品は現在、市販されておらず、今後は日本人宇宙飛行士に実際に宇宙で食べてもらうことを目指している。

 ローソンの担当者は「味はからあげクンそのもの。素材は国産若鶏100%で胸肉を使用しています。フリーズドライされているため食感はサクサクとしていてスナック菓子のような感じです。粉などが散ると宇宙空間に漂ってしまい機械の故障にもつながるため、通常のからあげクンよりも小さい一口サイズにしました」と話す。

 3年の時を経て、宇宙日本食となった、サクサクのからあげクン…宇宙飛行士ではなくとも一度は味わってみたいものだ。