タイ・パタヤで開催 “ちょっとH”なビキニ・マラソン

2019年06月13日 16時00分

大会参加者のビキニ美女軍団

【アツいアジアから旬ネタ直送 亜細亜スポーツ】タイ最大の歓楽街ビーチリゾート・パタヤで8日、エッチな水着マラソンが開催された。女性はビキニ着用が絶対条件。露出過多な参加者たちが3キロと9キロのコースを走った。

 タイ全土に大型ショッピングモールを展開するセントラル・グループの主催。雨期の最中だが好天に恵まれ、多くの見物人を集めたが、午後5時のスタート時間になっても一向に号砲が鳴らず、会場はざわついた。

「ビキニでのラン大会は、台湾・台北で昨年開かれた参加者2700人が過去最多。今回はそれを突破するのが目標だったが、開始時間になってもなかなか人が集まらず、司会者や大会運営者たちがギャラリーに参加を呼び掛けるなど、四苦八苦していた」とは現地在住日本人。

 結局、5時をかなり過ぎて始まったが、こうした時間の遅れは南国タイでは当たり前で、誰もとがめない。なし崩し的に始まったため、参加人数は不明だったが、改めて数えると3000人を超えたことが確認され、近くギネス世界記録に認定される見通し。

 ただ、そもそもタイの女性は人前で水着姿をさらすことがほとんどない。「歓楽街が多いイメージで誤解されがちだが、敬虔な仏教国だから一般の女性は水着になるのに抵抗がある。新婚旅行などで海外のビーチへ行ったとき、羽を伸ばすくらい」(前出日本人)

 大会参加者も、大半はゴーゴーバーなどで働くお水の女性たちだった。見物人の男性陣は「いつも暗い店内でしか見ないゴーゴー嬢の水着姿も、太陽の下だと新鮮」と鼻の下を伸ばし、スマホを構え撮影に夢中だった。

 加えてニューハーフたちも大胆なビキニ姿で激走。一般女性はビキニの上にシャツをまとうなどしていたが、大会レギュレーション的には「セーフ」とされた。欧米人女性たちも負けじとセクシーな格好で走り、国際観光地パタヤらしい大会になった。

 タイは東南アジア有数のラン大国で、健康ブームもあり、ジョギング愛好家が急増中だ。首都バンコク最大のルンピニー公園は夕方になると市民ランナーが大勢集まる。今回大会に参加したパタヤ在住のギフトさん(30)も「ランニングや運動が好きで、近所のジムに毎日通ってる」という。

 パタヤでは7月にも国際マラソンが開かれ、バンコクやリゾート地プーケット島でも毎年、世界中のランナーを集めた大会が行われる。日本人にも人気で、暑い時間帯を避け、深夜未明にスタート、早朝ゴールという、いかにも熱帯の国らしいレースも多い。(室橋裕和)

☆むろはし・ひろかず 1974年生まれ。週刊文春記者を経てタイ・バンコクに10年居住。現地日本語情報誌でデスクを務め、2014年に東京へ拠点を移したアジア専門ライター。最新著書は「日本の異国」(晶文社)。