イングランド・プレミアリーグのリバプールの日本代表MF南野拓実(27)の去就について、英メディアが最新動向として〝放出確定リスト〟に入ったと報じた。

 リバプールで思うように出場機会を得られていない南野は今夏の移籍が取りざたされる一方で、残留の可能性も浮上するなど現地メディアの間で去就を巡って情報が錯綜している。

 そうした中、英メディア「チームトーク」が南野を巡る現状を特集した。「南野はレッズ(リバプールの愛称)がこの夏にオファーを聞く3人のプレーヤーの1人である」とクラブ側が放出候補としてリストアップしたと指摘。その上で「そのことは、リーズ・ユナイテッドに歓迎されるニュースとなるだろう」と今冬の移籍市場でも獲得に動いたリーズが正式オファーを出す見込みになっていると報じた。続けて「リーズは、リバプールがこの夏にオファーを聞くスターのリストにある南野と署名するために努力する」と強調した。

 同メディアは、他の2人の放出候補として「他の2人は(期限付き移籍中の)DFネコ・ウィリアムズ(フラム)とDFナサニエル・フィリップス(ボーンマス)の販売を検討している」と分析した。

 南野は名門を去ることになるのか。去就問題は大詰めを迎えている。