イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督(51)がドイツ1部ドルトムントのノルウェー代表FWエーリングブラウト・ハーランド(21)の獲得に向けて条件面で合意したとの報道へのコメントを拒否したと、英「BBC」が伝えている。

 マンCはハーランドと5年契約でリーグ最高年俸となる年俸2600万ポンド以上(約43億7000万円)という破格の条件で合意したと、英紙「デーリー・メール」が報じた。これを聞かれたグアルディオラ監督は19日に「私はあなたの質問に答えがない」とし、情報の真偽について見解を示さなかったという。

 さらに指揮官は「来季、このクラブで何が起こるかについては心配していません」と語っていたが「BBC」は「グアルディオラ監督は、今シーズン中に9番(ストライカー)が欲しいと繰り返し話していた。契約の見通しを話すことを拒否したが、最終的に(ハーランドが)クラブに加入することになると感じている」と報じていた。

 ハーランドの獲得には選手への年俸以外にもドルトムントへの移籍金7500万(約104億3000万円)と代理人ミノ・ライオラ氏と父親への手数料が合計7000万ユーロ(約97億3000万円)かかり、獲得費用の総額は450億円を超えると各メディアで伝えられている。