国際サッカー連盟(FIFA)は24日、来年5月20~6月13日にインドネシアで予定されていた男子のU―20W杯と、同10月にペルーで開催予定だったU―17W杯をともに中止すると発表した。

 FIFAは新型コロナウイルスの流行に伴い、関係諸国と協議を続けてきたが「国際的なスポーツイベントの開催に課題が生じ続け、海外渡航も制限されている。世界的に状況が正常化されていない」と声明を発表。延期ではなく中止の判断を下した。なお、インドネシアとペルーはスライドして次回23年大会の開催国になることも決まった。

 日本はU―20W杯の出場権がかかる来年のU―19アジア選手権に向けて千葉県内で現在合宿中。24日には慶応大との練習試合を2―0で勝利していた。

 来年1月に予定されていた女子のU―20W杯と同2月のU―17W杯については、11月に中止が発表されている。