大迫が五輪OA枠ならFW陣は大激戦区 最初渋っていたブレーメンが容認へ

2020年01月07日 16時30分

ドイツ1部ブレーメンで活躍する大迫(手前=ロイター)

 ドイツ1部ブレーメンが、所属する日本代表FW大迫勇也(29)の東京五輪出場を容認する方針を示した。

 かねて五輪オーバーエージ(OA)枠の最有力候補に浮上している大迫について、ブレーメン側は選手の派遣義務がないこと、来季の準備に重要なプレシーズンの時期と重なるため、供出には消極的だった。しかしドイツ紙「ウェーザー・クーリエ」によると、フランク・バウマン・スポーツディレクター(44)が「どうしても五輪に出場したい夢を持っている選手に対し、それを拒否してしまえば、傷つくことになるだろう」と話し、拒否しない考えを語ったという。

 A代表の絶対的エース招集へ大きく前進したわけだが、OA選手の加入が実現すれば、五輪サバイバルは激化必至。わずか18人しか参戦できないとあって特にFWは大激戦区となる。すでに森保一監督(51)も「OAを含めての競争」と話しており、五輪世代のFW小川航基(22=磐田)、上田綺世(21=鹿島)、前田大然(22=マリティモ)らがしのぎを削っているが、全員が落選する可能性すらある。

 また、OA枠が1つ埋まることで、残り2枠をいかに使うのか。1トップ以外の五輪世代の選考にも影響するのは確実だ。森保監督は「どのポジションにするかは人選も含めて、これからになる」と話していたが、五輪本番へ向けて選手の当落をも左右しそうだ。