【高校サッカー】静岡学園 MF松村がキングカズとJ1での再会熱望

2020年01月12日 16時30分

決勝PKを決めた松村はカズとJ1ピッチでの再会を熱望

 全国高校サッカー選手権で、決勝(13日、埼スタ)進出を決めた静岡学園のMF松村優太(18)があの偉大なOBに“恩返し”を誓った。1995年度以来24年ぶりの全国制覇へ向けて倒すべき相手は青森山田だけ。松村は昨年度覇者について「飛び抜けてレベルが高い相手」と警戒した上で「自分たち攻撃陣が複数得点を取って、DF陣を安心させる働きができればいい。攻め続けることが大事」と意気込みを語った。

 一方で何としても優勝を届けたいと考えているのが元日本代表FW三浦知良(52=横浜FC)だ。同校に通っていたカズは今大会1回戦(昨年12月31日)の岡山学芸館戦をスタンド観戦し、試合後にはロッカールームに足を運びイレブンにエールを送った。まさかのサプライズに「偉大な方が激励に来てくださったので、次もしっかり勝っていい結果を報告できるように頑張りたい」(松村)と発奮材料となった。

 ただ、これだけではない。松村はすでにJ1鹿島に内定しており「(横浜FCが今季)J1に昇格したので、試合をやる機会はもちろんある。そこでお会いして、なおかつ対戦相手だけどピッチ内で競演できたら一番うれしいこと」とプロの舞台で“キング”との再会を熱望した。

 11日の矢板中央(栃木)との準決勝では、試合終了間際に決勝点となるPKを決めて勝負強さを発揮した。「(攻撃的な)静学スタイルでやっていくのは毎年のことだけど、一番の強みは団結力」という特長を生かして日本一を狙う。