【新日本】“野人”中西学が引退発表 2・22後楽園でラストマッチ

2020年01月07日 15時23分

4日の東京ドームでの試合後、涙を流した中西

“野人”の愛称で親しまれた新日本プロレスの中西学(52)が7日、2月22日後楽園ホール大会で現役を引退することを発表した。

 中西はレスリングの名門・専修大学を卒業後、1991年に闘魂クラブ入り。92年のバルセロナ五輪フリースタイル100キロ級で出場し、同年8月に新日本プロレスに入団した。

 入団からわずか2か月後、「SUPER GRADE TAG LEAGUE」で藤波辰爾のパートナーに抜てきされ10月13日にデビュー。99年にはG1クライマックスで優勝を飾り、永田裕志、天山広吉、小島聡とともに「第三世代」と呼ばれ活躍した。

 2009年5月には棚橋弘至を撃破し、デビューから約16年半、6度目の挑戦にして悲願のIWGPヘビー級王座初戴冠を果たす。11年6月には試合中に「中心性脊髄損傷」を負い、選手生命の危機に立たされた。だが12年10月両国国技館大会で長期欠場から奇跡の復帰。以後は主要タイトル戦線から遠ざかり、昨年末の「ワールドタッグリーグ」では永田とのコンビで出場したものの2勝13敗と不本意な成績に終わった。それでも無骨でパワフルなファイトスタイルは、ファンから絶大な支持を集めていた。

 新日プロでは昨年2月に飯塚高史が、今年1月5日東京ドーム大会でジュニアのレジェンドとして活躍した獣神サンダー・ライガーが引退したばかり。長年にわたり団体を支えてきた功労者が、またしてもリングを去る。