
ユーチューバーで〝RIZIN無敗の男〟シバターが2日、自身のユーチューブチャンネルでこの日行われた「RIZIN.36」を総評した。
とりわけ、注目していたのはビッグマウスで知られる元K―1ファイターの平本蓮と〝怪物くん〟の異名を持つ元シュートボクシング世界スーパーライト級王者・鈴木博昭の試合だ。結果は平本が得意の打撃でポイントを奪い、判定2―1で勝利。平本は試合後「武尊、天心が終わり、朝倉兄弟が終わって、平本蓮の時代です!」と高らかに宣言した。
シバターは2人の試合について「始まる前までドキドキしていたけど、試合が始まると、意外と2人ともキャラクターはあるけど、やり合うと塩な2人って感じ。どうなるかなと思っていたけど、うわぁぁやっぱり塩!みたいな(笑い)。ちょっとしょっぱい試合でしたね」と〝塩〟を連呼。
それでも「平本蓮の可能性を感じる試合でしたね。打撃は抜群にうまい。完全にキックの打撃。きれいなキックボクシングできるんだな」と称賛した。
課題については「総合格闘技においての攻めどころ、今ここで攻めなきゃいけないというタイミングがまだ平本君には染みついていない。まだキックの戦い方。ただ、今回は1Rで怪物くんのタックルを切って、そこからテイクダウンされず、打撃で。それでいい」と語った。
一方、不満げだったのはこの日の解説を担当した元プロレスラーの高田延彦と女子格闘家のRENAに対してだった。
シバターは「解説の高田延彦やRENAさんが『これはMMAの試合なんだから、もっとMMAの攻防見たいですね』とか『平本選手のタックル見たい』とか超無責任なこと言ってたけど、ちげーんだよ。自分(平本)の方が打撃で完全に制圧してるのに、わざわざタックルに行く必要なくない? 打撃でやったら勝てるんだから。わざわざタックル行くバカいないっしょ」と指摘。
続けて「解説席は解説だけしろ。なんか自分の気持ちを押し付けてるというか、ちょっと気持ち悪い解説だった」とダメ出しした。
一連の動画は当の平本本人もツイッターで取り上げ「大好き」と投稿している。
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