格闘技イベント「RIZIN.21」(2月22日、静岡・浜松アリーナ)のカード発表会見が行われ12試合が決定。「朝倉未来(27)VSダニエル・サラス(31=メキシコ)」(MMAルール)などが発表された。

 ジョン・マカパ(33=ブラジル)に判定勝ちした大みそかのさいたま大会に続く参戦となった朝倉未は「対戦相手の試合を見せてもらっていい選手だと思いました。浜松は地元(豊橋)にも近いので、東京だと遠くて来られないファンに緊張感とかを実際に体感してほしくて参戦しました。相手が誰にせよ、盛り上げる試合をして勝ちたいと思います」。対するサラスは「対戦相手はRIZINのポスターボーイだが、自分の真の相手は自分自身だと思っている。与えられたチャンスを絶対にものにして、メキシコ人ファイターと日本のパイプを確固たるものにしたいと思っている。朝倉は私の執念とメキシコ人のファイティングスピリッツを痛感することになるだろう」とのコメントを発表した。

 また、プロレスでも活躍する関根“シュレック”秀樹(46)が初参戦し、MMAルールでDEEPメガトン級王者のロッキー・マルティネス(33=グアム)と対戦。それぞれ「プロレスラーとして、ロッキー・マルティネスとバチバチの試合をしたいと思っています。全部受け切って、俺が勝つ!」(関根)、「自分が盛り上げて、PRIDEのころのようにヘビー級の試合が多く組まれるようにしたいです」(マルティネス)と話した。

 ほかにもMMAルールで「マルコス・ヨシオ・ソウザ(35=ブラジル)」VSファルコ・ネト(34=ポルトガル)」「ビクター・ヘンリー(32=米国)VS金原正徳(37)」「金太郎(26=大阪)VS加藤ケンジ(29)」「トレント・ガーダム(22=オーストラリア)VS井上直樹(22)」「ウガール・ケラモフ(27=アゼルバイジャン)VSカイル・アグォン(30=グアム)」が決定。

 さらにキックボクシングルールで「実方宏介(22)VS酒井リョウ(32)」「竹内賢一(32)VS直也(24)」「ヘンリー・セハス(30=ボリビア)VSSEIDO(35)」「優也(26)VS康輝(23)」「戸塚昌司(33)VS大沢匡弘(30)」も決まった。

 また、モデルなどで活躍するタレントのくるみがオフィシャルアンバサダーに就任した。