立ち技メガイベント「THE MATCH 2022」(19日、東京ドーム)で、〝最強兄弟の兄〟こと朝倉未来(29)がリングに上がりあいさつを行った。

 9月に開催予定の格闘技イベント「RIZIN」で、ボクシングの元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45=米国)とエキシビション戦で対戦する未来は、5万6399人の観衆にこの試合を告知。さらに満員のスタンドを見回して「コロナが始まって2年何か月ですかね…。つらい時期を経て、東京ドームで満員の景色が見られるのはとても感慨深いです」と話した。

 さらにメインの那須川天心VS武尊に言及し「日本格闘技の5~6年の集大成だと思います。でもこれで終わりではなく、始まりの試合になる。今日見ている若い世代から5年、10年後にこのリングに立つヤツが現れて日本の格闘技の歴史を紡いでくれると思います」と断言。最後に「僕自身も残りの格闘技人生でみなさんがワクワクするような試合をやっていきたいと思います」と約束して歓声を浴びた。