人気アイドルグループ「乃木坂46」が31日、東京・明治神宮野球場で「真夏の全国ツアー2022」の東京公演最終日を開催。29日から3日間公演で計10万5000人を動員した。
会場の神宮は2014年から6年連続でライブを行ってきたグループにとっての〝聖地〟。コロナ禍や東京オリンピックなどの影響もあり、19年以来、実に3年ぶりの開催となった。
オープニングを飾ったのは、この日発売された新曲「好きというのはロックだぜ!」。センターの賀喜遥香(21)は「楽しみ準備できてるのか! 全部出し切れ~!」とファンに呼びかけた。
29日の初日公演ではメンバーの掛橋沙耶香(19)が、一塁側ベンチ上に設けられたステージから転落し、軽傷を負った。MCで、キャプテンの秋元真夏(29)は「公式サイトで発表させていただきましたが、掛橋がケガをして状況を考慮して昨日と今日とお休みさせていただきます。健康第一に皆さんと私たちも楽しめるライブにしたいと思います」と報告。また、28日に冨里奈央(15)が新型コロナウイルス感染が発表され、東京公演を休演。秋元は「2人の気持ちも背負っていきたい」と誓った。
毎年恒例の「真夏の全国ツアー」は7月19、20日の大阪城ホールを皮切りに、広島、福岡、北海道、宮城、愛知と地方公演で計10万5000人を動員。そして、今月29日から3日間にわたって行われた東京公演では、計10万5000人を集め、トータルのツアー動員数は21万人と女性アイドルグループのトップ人気を誇る。
それでも乃木坂46は変化をしながら歩みを止めない。卒業を予定する1期生の樋口日奈(24)と和田まあや(24)がグループを離れると、残る1期生は秋元と齋藤飛鳥(24)の2人に。しかし、卒業していくメンバーがいる一方で、今年2月には5期生11人が加入。初の神宮というステージにもかかわらず、堂々としたパフォーマンスを見せた。
これまで東京ドームや日産スタジアムなど大舞台を経験してきたが、次世代エースの1人、3期生・山下美月(23)は新たな夢を告白。歌手の矢沢永吉(72)が27、28日に神宮近くの東京・国立競技場でデビュー50周年記念公演の際、リハーサル中だった乃木坂46。その熱狂ぶりは神宮まで伝わったようで、山下は「国立でライブしたいなって思ったんだよね! みなさん、したいですよね?」と呼びかけると、「ファンの皆さんをいつか国立にお連れできるように。今日は矢沢さんに負けないぐらいの乃木坂のライブをお見せしたいと思います!」と力を込めた。
世代交代を意識するのは、先輩メンバーも同じだ。5月にデビュー10周年記念ライブを行ったグループにとって、11年目の一歩が今回の全国ツアー。和田は「メンバー全員でどんなライブにするか話し合いました。その中で私たちが出した答えは『これからの乃木坂46を担う3期生、4期生、5期生をもっとたくさんの方に知ってもらいたい、そう思いました」と明かせば、齋藤は「後輩のために何ができるかを考えて、スタッフさんと一緒に(セットリストを)組ませていただきました。ぜひ1人でも魅了あるメンバーを見つけてください。まだまだ私たちも負けません。私たちを含め、これからの乃木坂46の応援をどうぞよろしくお願いします」とあいさつ。中盤の「君が扇いでくれた」「太陽に口説かれて」「魚たちのLOVE SONG」「ごめんねスムージー」などでは、若手メンバーをクローズアップしたコーナーで魅了した。
終盤では、センターの賀喜がツアーを通して感じたメンバーとファンの温かさと感謝を口に。「こんなに愛にあふれている場所が他にあるのかってぐらい、乃木坂46は温かくて。この環境は当たり前じゃなくて、今まで先輩方が積み重ねてくださったから私たちはここに立ててる。この場所をこれから先も大切に守りたい。これから入ってくる後輩のためにもずっと先につなげていきたいし、これからの乃木坂46を作っていく人になりたいなと思います」と涙ながらに決意。「私は本当に愛が詰まった乃木坂46が大好きです。もう乃木坂という言葉を知ってる人だけでも大好きです! ここにいる人みんな大好きです!」とグループ愛を爆発させた。












