地下アイドル界を席巻する仮面女子がフィリピン遠征ではマニラ、イロイロ、バコロドといった主要都市を縦断し、各地でイベントライブに出演した。現地では10代を中心とした若者が大挙して押し寄せ、会場は熱気に包まれた。

 開演前から会場周辺にはファンが集結し、すでに臨戦態勢。ひとたびステージが始まると、仮面女子の登場にボルテージは最高潮へと到達し、仮面の一挙手一投足すべてに歓声が上がった。

 メンバーの陽向こはるは「本当に大盛り上がりでした! ステージ上で鳥肌が立つほどの熱量で、私たちのテンションも一気に爆上がりしました」と興奮気味に振り返る。

 その熱狂ぶりを象徴するエピソードもある。2日連続でライブに足を運んだファンが、翌日にはメンバー7人の似顔絵を描いたボードを持参し応援。さらに振り付けを完全にコピーし、楽曲の歌詞まで覚えて会場全体で大合唱するなど、日本のライブさながらの一体感を生み出した。「海外でここまで一緒に歌ってくれるなんて想像以上でした」と陽向は語る。

 さらに空港では、到着時から多くのファンが出待ち状態。メンバーの名前入りボードを掲げ、黄色い声援で迎える姿は、もはやトップアーティスト級の扱いだった。

 今回の遠征では、NONOAと月野もあがバコロドの人気ラジオ番組「Love Radio Bacolod」に出演するなどメディア露出も相次ぎ、引っ張りだこ状態。現地DJが仮面女子の楽曲を熟知していたことも話題となり、フィリピンでの認知度の高さが浮き彫りとなった。

 日本から駆けつけたファンの存在も大きな支えとなった。「遠くから来てくれて本当に心強かった」と感謝を述べる一方で、「フィリピンのファンの皆さんからもたくさんの愛をもらいました」と現地の温かさにも触れた。

 仮面女子は今回の遠征を通じて、フィリピンでの知名度を確実に上昇させた。

 陽向は「必ずまたフィリピンでライブをしに戻ってきます。それまで日本での活動をしっかり頑張ります!」と話している。