センター・平手友梨奈(18)が脱退するなど大きな変化があった「欅坂46」。その平手は脱退を決めた早々に映画出演の話が決まるなど、ソロ活動としては順調なスタートを切った。一方、欅坂にもフレッシュなメンバー6人が新加入するなど前向きに歩きだしている。

 欅坂の菅井友香(24)は25日、都内で行われた「イオンカード 新生活キャンペーン発表イベント」に1期生の土生瑞穂(22)、守屋茜(22)、渡邉理佐(21)と2期生の関有美子(21)、田村保乃(21)、森田ひかる(18)とともに出席。イオンカードのキャンペーンテーマ「新生活」にちなんだOL風ファッションで登場した。

 シリーズ第3弾となる新CMは、3月1日に放送スタート。メンバーが仕事で壁にぶつかりながらも成長していく姿を描いている。

 発表会で、司会者から今年の抱負を聞かれたキャプテン・菅井は「新しいメンバーが入ってきたり、変化の時期にいるのかなと思います。今までしてきたことを大切にしながら、みんなで力を合わせて新しい欅坂46の可能性を広げていけたら」と決意を明かした。

 欅坂といえば先月23日に、これまでリリースした8枚のシングルですべてセンターを務めた平手が、グループから脱退を発表。さらに織田奈那(21)、鈴本美愉(22)の2人の卒業、佐藤詩織(23)の休業も同時に発表され、グループに衝撃が走ったばかりだ。

 菅井が「変化の時期」と語るように、早くもフレッシュな新戦力が加わったことで、ファンも“新生・欅坂46”に期待を寄せているという。

「今月16日に遠藤光莉、大園玲ら6人の新メンバーが加入することが発表された。ビジュアルを含めたポテンシャルが高く、グループを離れるメンバーが増える状況に不安を感じていたファンを喜ばせた。絶対的なセンター・平手がいなくなり、グループ像を新構築する必要性が出てきましたが、新メンバー加入でどんな化学反応が起こるのか注目されている」(音楽関係者)

 一方、平手はグループ脱退後の活動を明らかにしていなかったが、今年公開予定のミステリーホラー映画「さんかく窓の外側は夜」に出演することが判明。撮影も終えているという。

「すでに撮影現場をキャッチした『文春オンライン』が22日に報じていますが、来月頭に多くのメディアが報じ、大々的に公式発表される予定になっている。平手さんが演じるシーンの写真、作品にかける思いなども明かされるとか」(映画関係者)

 原作は「月刊マガジンビーボーイ」で連載中の人気漫画。除霊師とその助手のコンビが、日常に潜む恐ろしくかつ不思議な現象を解明していくというストーリー。俳優・岡田将生と志尊淳がダブル主演を務めるという。

「平手さんは表の顔は女子高生ですが、父親の命令で『呪い屋』をしている非浦英莉可(ひうら・えりか)役。ただ、今作で完全に女優に転身するわけではなく、歌手活動再開なども視野に入れているとか」(前同)

 初主演映画「響―HIBIKI―」(2018年公開)では、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞している平手。ソロ後の初演技にも注目が集まりそうだ。