教育評論家の尾木直樹氏が7日、自身のブログを更新。静岡・牧之原市の「川崎幼稚園」で3歳の園児が送迎バスに取り残され、熱中症で死亡した事件を受けて、この日行われた園側の記者会見に苦言を呈した。

 会見で同園の増田理事長は「亡くなった園児、ご遺族に心よりおわび申し上げる。安全管理がきちんとできていなかった。原因の究明に努める」などと謝罪していたが、死亡した園児の名前を何度も言い間違えていた。

 理事長はその後、アプリやホワイトボードを使った確認システムなどの説明に終始。これらの姿勢に批判の声が集まっている。

 尾木氏も理事長の説明を受けて「会見する運転していた園長の言葉や態度に激しく違和感覚えました」とコメント。「単なる緊張感からじゃない不自然さ 文脈上の不自然さ 大丈夫なのでしょうか? とても園長と言う責任ある役割をはたせかとは思いません!」(原文ママ)と怒りをあらわにした。

 事件現場となったバスは、普段は運転していない70代の理事長が代わりに運転をしていた。この状況に、今回の悲劇は保育業界の労働環境も起因しているとの指摘もあがっている。

 尾木氏は6日にもブログでこうした声に「僅か3歳の子どもは『大人に守ってもらう権利』があるのです 大人の事情を弁解している場合じゃないのです」と持論をつづっていた。