俳優の谷原章介がMCを務める「めざまし8」(フジテレビ系)で16日、ロシアの国営テレビ番組で戦争反対を訴え、一時拘束されたた女性スタッフの処遇について言及した。
番組では、14日の生放送中に女性が女性アナウンサーの後ろで「戦争を止めてください。プロパガンダを信じないでください」と手書きで書いた紙を持ち、国営テレビ番組の生放送中に反戦を訴えた映像を再び放送。フランスのマクロン大統領が15日「この女性について大使館を通じて、あるいは別の形で支援を提供するための外交的措置を取る。プーチン大統領との次回の電話会談で問題提起する」とロイター通信に表明したことを紹介。
拘束を解かれた女性が取材に応じ「2日間眠れず、不安な日々を過ごした。当局の尋問は14時間以上も続いた。明日すべてを発表しますが、今日は休む必要があります」と話す場面も報じた。
モスクワの裁判所は15日、女性がSNSに公開していた動画が無許可のデモに当たるとし、この女性に対し、3万ルーブル(約3万3000円)の罰金を科した。生放送中の行動については今後、ロシア軍の信頼を傷つける行為を禁じる新たな法律などに反したとして刑事罰に問われる可能性もあるという。
谷原は「あれだけの行動をして拘禁されることもなく、なおかつ発言の機会も与えられているのはいかがでしょう」と話を向けると、解説の筑波大学の中村逸郎教授は「実は反戦運動はロシア国内ではかなり進んでまして、この女性が反戦運動のシンボル、英雄になっていくことが十分にあります」と予想した。
谷原は改めて、国営放送番組のシーンについて「でも(女性が紙を持って)あそこまで後ろで動いているのに、目の前でアナウンスしている(アナウンサーの)女性は微動だにせず、声は聞こえているはずなのに、すごい違和感を感じますね」と振り返った。
中村教授は「テレビ局の内部にすでに反戦運動に立ち上がっている人達がいるわけですね」と分析。谷原はこれを受け「もしかしたら前の女性アナウンサーもそうかもしれない。国営放送でこういうニュースが流れるというのはすごいことですからね」とも語った。












