石原伸晃氏をマイナー芸人“急襲”の一部始終 誰も知る由もない奇妙な関係性

2021年10月28日 06時15分

支持者とグータッチする石原伸晃氏(東スポWeb)
支持者とグータッチする石原伸晃氏(東スポWeb)

 衆院選(31日投開票)で野党統一候補と競り合っていると伝えられる自民党の石原伸晃元幹事長がお笑い芸人に〝突撃〟を食らった。27日、石原氏は岸田文雄首相とともに街頭演説を行ったが、そこに芸人の「コラアゲンはいごうまん」が待ち構えていたのだ。石原氏に対して「忘年会に呼んでください!」と直訴。なぜこんなことになったのか。

 東京8区は石原氏と立憲民主党の吉田晴美候補、日本維新の会の笠谷圭司候補の争い。政党や報道機関の情勢調査では石原氏と吉田氏が激しく競り合っている。

 それだけに石原氏は気合十分に「皆さまからお育ていただいて、皆さま方に尽くさせていただき、皆さま方に寄り添って政策を作らさせていただきたい!」と訴えた。

 演説後、聴衆とグータッチをして回る石原氏に〝寄り添った〟のがコラアゲンだ。コラアゲンはスキを見つけて石原氏に「忘年会に呼んでください!」と直訴。石原氏は「呼びたいよ~」と前向きに返答したという。

 一体、これは何のやり取りなのか…。その前にコラアゲンが何者なのか説明が必要だろう。かつてNSCで蛍原徹とコンビを組んでいたこともある芸人で、吉本興業に所属した後、ワハハ本舗へ移り、現在はフリー。芸風は自らいろんな体験をして、その体験を話すノンフィクション漫談だ。

 そんな売れない芸人と石原氏の接点は2017年7月の東京都議選の最中だった。コラアゲンは電車内で石原氏を発見し、「お笑い芸人です」と声をかけたという。「反応が薄かったので東京8区民だと伝えたら、石原氏は立ち上がって『いつも見てます』って言いました。『どこで僕を見てるの?』って話ですよ」。コラアゲンを知っていたらよほどのお笑いマニアだ。

「石原氏が『吉本興業?』と聞くので『ワハハです』と答えたら『ですよねー』と。話がかみ合ってないんです」。このやり取りをお笑いライブでしたところ大ウケだったという。

 また、今回突撃をしたのは、この時に石原氏から「後援会の集まりでネタをやってくれたらなぁ」と営業の話をされたことがきっかけ。「リップサービスだとは思いますが、『営業ならいつでも呼んでください』と圧をかけましたが、日程が決まりませんでした」

 それ以来、選挙などで石原氏を見かけるたびに「営業、いつにしますか」と突撃することにしているわけだ。

 話が忘年会になっているのは、夏の都議選時に石原氏が街頭で「今年の冬は忘年会をしたくないですか?」とコロナ対策の話をする中で、忘年会に言及していたから。

 コラアゲンは「石原氏のキャッチコピーは『国を守り、地域につくす』で、少なくとも売れない芸人の私には尽くしてくれています。石原氏とのやり取りは全部面白くてネタになっていますから」と鉄板ネタの提供に感謝した。

 コラアゲンも選挙の行方を見守っている。

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