フジテレビの久代萌美元アナウンサー(31)に“大物激怒事件”が浮上した。同アナは7月にアナウンス室からネットワーク局に電撃異動したが、その背景に「超ベテランタレントXをブチギレさせたからだ」と、ささやかれているというのだ。気が強いことで知られる久代元アナは虎の尾を踏んだのか――。

 ネットワーク局は、地方局で制作された映像をフジテレビで流す際の調整を行う。そんな部署に第一線でバリバリやっていた女子アナが異動するのは珍しい。

「局内でもアナウンス室のごく一部しか理由を知らないので、ザワついています。いろいろウワサは流れていますが…」と明かすのはフジテレビ関係者。

「いろいろ」の中で最も取りざたされているのが、ステマ騒動のリーク犯説だ。エースの三田友梨佳アナをはじめ、次期エースと目される井上清華アナ、宮澤智アナ、久慈暁子アナ、堤礼実アナ、三上真奈アナ、杉原千尋アナ、海老原優香アナの計8人が美容院で無料でサービスを受け、その代わりにSNSで宣伝していたことが発覚。フジは「ステマに該当しない」としつつ「就業規則に抵触する行為が認められた」と判断し、該当の女子アナたちは謝罪に追い込まれた。

「その情報を『リークしたのではないか』と最も疑われたのが、騒動に無関係だった久代さんでした。現夫のユーチューバーと交際していたころ、警察ざたを起こすなど情報管理の甘さが指摘されていたからです」(芸能関係者)

 だが、ここにきてさらなる理由が浮上している。「ベテランタレントXをブチギレさせたそうです。そのため、久代さんはXが出演する番組を担当させられないことになりました。ただ、アナウンサーでい続ける以上、今後Xとかかわる可能性が出てくる。トラブルに発展するのを恐れたフジ上層部は、もう部署を変えるしかないと異動という形をとったという説が流れています」(芸能プロ関係者)

 久代元アナは以前までプライベートでXの飲み会に参加するほど親交があったが、ある会話の中で逆りんに触れたようだ。

「久代さんはほんわかした雰囲気ですが、めちゃくちゃ勝ち気な性格で、『正しいことは正しい』と自分の信念を貫くのが信条。年齢が上だろうと社会的地位があろうとおかまいなし。どうやらXの芸風を否定するようなことを言ってしまったらしいのです。表向き友好的な空気を装っているので、Xが怒っていることに本人は気がついていないのではないでしょうか」(前同)

 久代元アナの性格の一端が表れた場面が、2019年8月18日放送の「ワイドナショー」だ。ダウンタウンの松本人志から「めっちゃコンパしてるらしい」と問い詰められ、「してないです! 本当にしていないです!」と真っ向否定したばかりか「本当に嫌い。干されればいいのに!」と言い放ったのだ。当時は、しつこく絡む松本に言い返したので笑いで済まされたが、周囲のスタッフは冷や冷やだったという。ちなみにXは松本ではない。

 久代元アナはインスタグラムのストーリー機能で「世界一有名な局にします!」と宣言したが、新たな部署で奮起してほしいところだ。