小泉進次郎環境相(38)と滝川クリステル(42)との間に生まれた長男を巡り、厳戒態勢が敷かれている。妻子が入院しているのは都内の超セレブ病院で、マスコミ各社は退院時期を見計らってすでにスタンバイ。だが、滝クリは子供の“お披露目”を拒絶しているという。いずれは公園デビューする日が来るだろうが、その際も子供の顔写真の掲載は絶対NGを通達するつもりだ。夫の進次郎氏は一連の不倫疑惑で意見できる立場になく、早くも家庭内は滝クリの“独裁政権”になりつつある――。

「かなり大きな男の子のようだよ」と明かすのは政界関係者だ。

 17日未明、滝クリが男児を出産。進次郎氏は予告通り「3か月以内に通算2週間程度の育休を取る」と宣言。2週間という期間を巡っては「短い」「ひよった」という声もあれば「まずは取得することが大事」「大臣なのだから仕方ない」という意見もある。

 だが、育休以前に進次郎氏の出番がない可能性が出てきた。本人は親交のある三重県の鈴木英敬知事に、長男の「お風呂担当」であることを報告していたようだが、滝クリは「聞いていない!」と返しているとか。

 さらに23日発売の「女性セブン」によると、滝クリは現時点で愛犬アリスの散歩を専門のドッグシッター任せにしており、この調子で育児もベビーシッターを活用するのでは?と報じている。

 別の政界関係者は「昨年10月、閣僚資産公開に伴い、彼女に約3億円の資産があることが判明した。ベビーシッターを雇うことなど造作もないはず。ただ、この3億円については短期間でどうやって蓄財したのかわかっていない。内調(内閣情報調査室)が関心を持っているともいわれています」と話す。

 現在、マスコミ各社は滝クリと長男が退院する日を心待ちにしている。入院しているのは「御三家」に数えられる超高級セレブ病院。全室個室で最も高い部屋は1泊14万円だ。

 ここで報道陣を前に我が子と夫婦そろったスリーショット姿を見せればサービス精神旺盛だが、どうもそうはいかないらしい。

 ワイドショー関係者は「病院側は厳重警戒で、スタッフが定期的に見回りに来るほど。この様子だと“お披露目”はあり得ませんね。むしろ、マスコミには『絶対撮られたくない』という強い意思が感じられます。一部のメディアは諦めて、進次郎氏と滝クリの家族を直撃する作戦に切り替えたそうです」と話す。

 退院後は都内の滝クリの実家でしばらく暮らすという。とはいえ、赤ちゃんをずっと部屋の中に置いておくわけにもいかない。いずれは抱っこヒモで散歩に出掛けたり、家族で公園デビューする日が来るはずだ。

「その姿もマスコミに撮られたくないようです。最悪、撮られても子供の顔写真だけは絶対に掲載させないよう要望するみたいですね」とは事情を知る関係者。

 芸能人でも子供の顔をブログなどで堂々と公開する者もいれば、顔に目線を入れたり、マスコミに写真の使用NGを通達する者がいる。そこは各自の判断で、外野がとやかく言うことではないが…。

「どうもそのことについて進次郎氏は、全く議論に参加できていないようです。一連の不倫疑惑で立場が弱いという部分もあります」(同)

 滝クリがここまで神経を使うのはマスコミ嫌いということのほかに、子供を守る意味もある。

 芸能プロ幹部は「故マイケル・ジャクソンさんは自身の子供にマスクをかぶせていたが、これは顔がバレて誘拐でもされたらシャレにならないから。進次郎氏の長男もそういう意味では、細心の注意を払う必要がある」と話す。

 いずれにせよ、滝クリが進次郎氏よりも子供の将来を案じていることだけは間違いない。