東京映画記者会(東京スポーツ新聞社など在京スポーツ新聞7紙の映画担当記者で構成)が投票で選ぶ「第62回ブルーリボン賞」の各賞が27日、決定。 作品賞は「翔んで埼玉」(武内英樹監督=53)が選ばれた。

 安倍晋三首相、昭恵さん夫妻も絶賛した同作。武内監督は共通の知人を介して昨年6月、昭恵夫人と対面した。昭恵夫人がラブコールを送って実現した対面だが、昭恵夫人はその場で首相に電話。首相は「妻と見ましたよ! 埼玉県の議員たちもみんな喜んでます」と声を弾ませたという。

 東京都庁前の道路での撮影許可申請をめぐってはこんなハプニングが。同作では都知事を悪く描いているが、ダメもとで東京都に許可を求めるとOKが出た。武内監督は「ずいぶん寛容になったと思いました」。