東京映画記者会(東京スポーツ新聞社など在京スポーツ新聞7紙の映画担当記者で構成)が投票で選ぶ「第62回ブルーリボン賞」の各賞が27日、決定。助演男優賞は「キングダム」の吉沢亮(25)が選ばれた。

 吉沢は奴隷と若き王という2役を演じた。演じ分けには苦労したそうで「目の動かし方で別人だと分かるように。まばたきしないようにしたら、乾燥して目が真っ赤になって大変だった」。

 同作のキャスト発表では「吉沢亮って誰?」という反応もあった。「だからこそ、余計にやってやろうという気になった」と熱い一面も見せた。

 最近は映画だけでなくCMやドラマに引っ張りだこ。顔を知られるようになり、「一応マスクと帽子で変装して、普通に電車に乗る」とか。「隣に座った女性をチラッと見たら、僕の写真をスマホで検索していた。気づいていたのかなぁ」