SKE48卒業発表・珠理奈“犬猿ツートップ仲介役”地元での大仕事に期待

2020年02月09日 11時00分

グループからの卒業を発表した松井珠理奈

 戴冠も果たしたSKE48不動のエースの行く末は? アイドルグループ「SKE48」の松井珠理奈(22)が7日、名古屋市内のSKE48劇場でグループからの卒業を発表した。今後の活動について「第2の秋元康」とアイドルグループのプロデュース願望を見せる珠理奈だが、政財界からは“地元プロデュース”という期待も寄せられている。

「今日も公演を見ていて、みんなどんどん成長していってるんだなと思ったり、センターを任せられる存在が増えてきて、すごくうれしいです。だから私も勇気を振り絞って一歩踏み出したいなと思いました。私、松井珠理奈はSKE48を卒業します」
 2008年にSKEが名古屋・栄に誕生して以来、常に先頭で引っ張ってきた珠理奈がアイドル活動にピリオドを打つことを決めた。

 終演後には、動画配信サービス「SHOWROOM」の特別番組に出演。今後の活動については「今はまだ言えない」と言及を避けながらも、歌手活動を継続する意向を示した。さらには「新しいグループをつくって、プロデューサー的なことをしてみたい」と告白。珠理奈は「秋元(康)先生もいい年だから…。『第2の秋元康』と呼ばれるようにもなってみたい。いつかね! いつかね!」と謙遜しながらも壮大な夢も描いた。

 珠理奈には彼女を慕う“Jファミリー”と呼ばれる後輩メンバーたちがいるように、自らが先頭に立って引っ張るだけのカリスマ性を備えている。珠理奈の描く“プレーイングマネジャー”のような今後も十二分に可能性はあるだろう。

 ただ、珠理奈の活躍の場は芸能界だけではない。地元政財界からは大きな役割が期待されている。大村秀章愛知県知事(59)と河村たかし名古屋市長(71)の関係修復役だ。

 愛知県や名古屋市関係者の間で問題となっているのが大村知事と河村市長の関係だ。国際展示場の建設地問題や名古屋城天守閣の木造化などで亀裂が生じていたが、昨年、愛知県内で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」での展示内容を巡って対立が激化。愛知県と名古屋市のトップ同士が仲たがいしていれば行政上、さまざまな問題が生じかねない。かつては盟友ともいわれていた2人の関係が元に戻ることは地元関係者の願いでもあるという。

 そんな2人が、昨年、一度だけ和気あいあいムードになったことがあった。それが5月4日に名古屋駅前で行われたナゴヤ・エキトピアまつりでのイベントだ。

 18年6月にナゴヤドームで行われた「AKB48グループ世界選抜総選挙」で世界王者となった珠理奈の「総選挙で1位になったら名古屋でパレードをしたい」という選挙公約に応える形で大村知事、河村市長との3人でパレードが行われた。

 この時、珠理奈が間に入ったことで雪解けが起きたという。それだけに「(パレードで)2人が仲良さそうだったというのはビックリです。また松井さんと一緒のイベントがあれば(関係改善の)きっかけになるかもしれませんね」(前出の地元財界関係者)と珠理奈に2人のキューピッド役を期待する声が上がっているのだ。

 珠理奈の卒業コンサートは9月26、27日に名古屋市内の日本ガイシホールで、卒業公演は10月5日に名古屋・栄のSKE48劇場で行われる。大村知事はSKEのコンサート、河村市長も劇場公演に出演したことがあり、当然、珠理奈の卒業イベントに2人が招待されるのは間違いない。地元にとっては珠理奈の存在はまだまだ大きい。