アイドルグループ「AKB48」の19期生・花田藍衣(めい=21)が23日、グループの公式サイトで契約を解除されたことが発表された。関係者によれば、2005年12月に結成された同グループの歴史において、メンバーが「契約解除」処分となるのは初の異例の事態となる。

 花田は昨年12月から体調不良が続いており、今年5月1日に公式サイトを通じて活動休止を発表。「元気な笑顔でお会いできるよう、しっかりと回復に努めてまいります」などと復帰への意欲をつづっていた。

 しかし、活動休止中の今月16日、自身のX(旧ツイッター)を突如更新。涙を流す絵文字を投稿すると、その1時間後に「ファンのみなさんへ 私からお話があるので6/23 21:30~SHOWROOM配信をします!」と告知。活動休止中のメンバーによる異例の発信に、ファンからは心配や憶測の声が殺到していた。

マグロであることをアピールする花田藍衣
マグロであることをアピールする花田藍衣

 この日、グループの公式サイトで「花田藍衣との専属契約解除に関するお知らせ」と題して花田の契約解除を発表。「このたび弊社は、AKB48のメンバーとして活動してまいりました花田藍衣との専属契約を、本日2026年6月23日をもって解除いたしましたことをご報告申し上げます」と発表した。

 契約解除に至ったことについて「これまでの経緯につきましてもあわせてご説明申し上げます。本人は2025年12月頃より体調不良を理由とする遅刻を繰り返しており、弊社といたしましては本人の体調を最優先に考え、その原因を特定し適切な治療に専念できるよう、活動を休止する措置をとってまいりました。さきにご案内いたしました活動休止は、こうした経緯によるものです。その過程において、特定のファンとの繋がりが発覚し、それに対して、本人は偶然2度だけ会ったと説明していますが、関係各位のヒアリングによれば、当該特定のファンには複数回会っていることが判明しました」と報告。

 その上で「特定のファンとの繋がりは、メンバーの安全性、メンバー間の公平性、ファンからの信頼性を損ねる行為であり、AKB48では禁止している事項です。それにもかかわらず、本人からのAKB48の復帰への要望を尊重し、具体的な復帰に向け話し合いを幾度となく求めて参りましたが、本人には話し合いを拒絶されました」とし、「本人は運営に髪型を坊主にさせられたと言ってきておりますが、当たり前ですが、担当に確認したところ、『そのようなことを指示することは絶対にありません。』とのことでした」と明かした。

「また、本人は、自分の悪口を言っているメンバーの処分及び出禁となった当該特定ファンの出禁解除を要望していますが、これらの事項は運営の裁量の範囲内にある事項として直ちに応じることのできないため、合意に至りませんでした。さらに、本人と直接の意思疎通を図ることも拒絶されており、本人の代理人弁護士である唐澤貴洋弁護士からは、『本人から「話し合いはお断りさせてください」』というお話を最終的にいただきました」と経緯を明かし、「これらの事情を総合的に勘案した結果、AKB48として初めてとなりますが、契約解除はやむを得ないとの結論に至りました」と記した。

 最後に「ファンの皆様、関係各位に多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことを、深くお詫び申し上げます。弊社といたしましては、本件を厳粛に受け止め、所属タレントの指導・管理体制を改めて見直し、再発防止の徹底に努めてまいります。今後とも変わらぬご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます」と締めた。

 花田は2005年6月5日生まれ、神奈川県出身。24年に19期研究生としてグループに加入。25年4月発売の65thシングル「まさかのConfesion」で初の選抜入りを果たすと、同年8月の「Oh my pumpkin!」、今年2月発売の「名残り桜」まで3作連続で選抜メンバーに抜てきされ、次世代のエース候補として期待を集めていた。また、魚をさばける特技を生かし、今年1月には「小田原さかな特別アンバサダー」に就任するなど、個人としても活躍の場を広げている最中だった。