阪神・佐藤輝明内野手(22)とロベルト・スアレス投手(30)が5月度「大樹生命 月間MVP」に揃って初選出された。同賞を阪神の選手が投打でダブル受賞するのは2005年9月の下柳剛投手&今岡誠内野手以来、16年ぶりの快挙。

 佐藤輝は5月、19試合に出場し、打率3割1厘6本塁打19打点。主砲・大山が負傷で抹消されていた期間には、代役として4番の座にも就いた。虎の規格外ルーキーは受賞を受け「素直にうれしいです。開幕当初(の3、4月)よりは慣れてきた部分もあり、少しずつ状態も上がってきたと思う。チームが優勝できるように頑張りたい」と笑顔。

 12戦に登板し無失点9セーブの剛腕守護神・スアレスは文句なしの同賞初受賞。「チームに貢献できてうれしい。毎日いつも『昨日以上に』と心がけて試合に臨んでいる。この調子で優勝目指して頑張りたい」と表情を引き締めた。