ロッテがなぜか心に余裕のワケ 最近5試合平均1得点&荻野と福田秀がリハビリ調整中も…

2020年09月02日 11時00分

井口資仁監督

 まだまだ“心の余裕”はあるようだ。ロッテは1日の西武戦(ZOZOマリン)に1―9の大敗を喫して2連敗。最近5試合は平均1得点と打線も湿りがちで、首位ソフトバンクには依然として3ゲーム差をつけられている。それでも今のところナインの間に重苦しい雰囲気はない。それどころか試合前練習では大半の選手が笑顔でリラックスムード。井口監督を含めた首脳陣にも緊迫感は見られない。最大の要因はチーム状況の割に上位争いを演じられているからだろう。

 現在のロッテはリードオフマンの荻野、FA加入の福田秀がそろってリハビリ調整中。昨季8勝で今季はエース格として期待されていた右腕・種市も右ヒジ違和感でファーム調整を強いられている。さらに主砲レアードも腰の治療のため米国に一時帰国中だ。この状況下でも、若手の台頭などで奮闘を続けているのだからチームとしては「御の字」のようだ。

 日程面でも今季12勝2敗1分けと大きく勝ち越しているオリックスとの対戦が残り9試合。昨季17勝8敗で今季も5勝3敗1分けとカモにしているソフトバンク戦も15試合を残している。

「オリックスもそうだけど、首位のソフトバンクと10試合以上あるのは気持ちの面では大きい。負ける可能性もあるけど、挽回できる機会も多いということだから」とチーム関係者。セ・リーグと違ってパ・リーグにはCSもある。勝負どころはまだ先と見て、じっくり爪を研いでいる段階なのかもしれない。