梨田昌孝氏が新型コロナに感染 志村けんさんの状況と酷似

2020年04月02日 11時30分

新型コロナウイルス感染が分かった梨田氏

 近鉄OBで同球団最後の監督として知られる梨田昌孝氏(66=野球評論家)が、新型コロナウイルスに感染しICU(集中治療室)で治療を受けていることが1日にわかった。関係者によると「予断を許さない状況」だという。

 梨田さんは3月25日に倦怠感を覚え静養していたが、28日になって発熱。30日に呼吸困難の状態となり病院を受診。31日に救急搬送され大阪市内の病院に入院。重度の肺炎と診断され、PCR検査の結果、1日に陽性と判定された。

 2018年に楽天監督を退任後は野球評論家として活動。しばしば球場に足を運んでいた。年末に行われた近鉄関係者との会合では「ユニホームを脱いで重圧から解放されたのか、合うズボンがないほど太ってしまったよ」と話すなど、健康に問題はなかった。

 ただ、現在はやめているが、以前はたばこを吸っていた時代もあった。呼吸器系の病気も経験していたという。先日、亡くなったお笑い芸人の志村けんさんの状況と似ているところもあり、周囲には心配する声が広がっている。

 当時、近鉄で球団代表を務め、梨田氏と同い年の足高圭亮氏は「あのナシがそんなことになるとは…」。主力選手だった中村紀洋氏はツイッターで「僕の大先輩、近鉄時代の監督、梨田さんもコロナに感染してしまったみたいです。心配です」とコメントした。

 ここ最近はプロ野球の開幕が延期となり、予定されていた講演などもほぼ中止。自宅で静養する日が続いていたという。

 梨田氏は1972年から近鉄で17年間プレー。正捕手として活躍し、引退後は監督として01年に近鉄を、09年は日本ハムをリーグ優勝に導いた。