エンゼルス・大谷翔平のナイスショット3ランに米国メディアが大興奮

2020年07月31日 11時30分

エンゼルス・大谷の今季1号は豪快な一撃だった(ロイター=USA-TODAY)

【ロサンゼルス発】エンゼルスの大谷翔平投手(26)は29日(日本時間30日)の本拠地でのマリナーズ戦で今季初めて「4番・DH」で出場し、4回に今季初アーチを放った。内角低めの地面スレスレのカーブをゴルフスイングで右翼席に運んだ。驚がくの一発に直後から米メディアは大興奮だ。

 待望の今季1号が飛び出したのは0―1の4回無死一、二塁だった。右腕ダンに2球で追い込まれた3球目、内角低めのワンバウンドしそうなカーブを両ヒジをたたんでゴルフスイングのように振り上げた。一時逆転の3ランは右中間スタンドに飛び込んだ。大谷は「上がった瞬間、行くなと思った」。いつものように表情を崩すことなく、ベースを一周。ベンチに戻ると“エアハイタッチ”でナインと喜んだ。

 FOXスポーツのアナウンサー、オニール氏は「たった今、大谷の3ランゴルフを見たよ」と自身のツイッターに投稿。米スポーツサイト「アスレチック」のアルダーヤ番記者もツイッターで「スネのところ辺りに来たボールをゴルフのように打ち返した」と驚きを伝えた。米大リーグ機構(MLB)の公式ツイッターは動画とともに「大谷はあれをどうやって打ち返したんだ」、エンゼルス公式ツイッターも背後から捉えた映像を公開し、「ちょっとホームプレートがほこりっぽかったから」。大谷がほうきで掃いたと思わせるような冗談を交えたキャプションをつけた。

 MLB公式サイトでは「エンゼルスの大谷翔平は、スランプをふるい落とす兆候をいくつか見せていたが、ついに3ラン本塁打につなげた。前日にも球速111・9マイル(約180キロ)の二塁打を放っていて、打撃のタイミングが合ってきている証拠」と期待度を盛り上げた。

 MSNスポーツ(電子版)は「クレージーな今季初本塁打を大谷は放った。初登板のつまずきを、十分に埋め合わせたといえる。大谷は、ほとんど土に付きそうな球を時速101マイル(約162・5キロ)、飛距離402フィート(約122・5メートル)まで打ち返した。これが大谷とエンゼルスにとってのウエークアップコール(目覚めの一発)になるかもしれない」と絶賛した。規格外の二刀流。今後が楽しみだ。