モデルとボクサーの二足のわらじで話題の高野人母美(ともみ=27、協栄)が今秋にも再起戦を行う見込みであることが、分かった。ただ、陣営は24日の女子スーパーフライ級6回戦で東洋太平洋同級1位カイ・ジョンソン(32=竹原&畑山)に5回TKO負けしてプロ初黒星を喫したことを問題視。所属ジムの金平桂一郎会長(48)は再起戦への条件に「練習時間の確保」を掲げた。
格上のジョンソンからダウンを奪いながら、最後はメッタ打ちにされてレフェリーストップ。高野は「スタミナ不足で最後は動けなかった」ことを敗因に挙げたが、ボクサーとしては恥ずべき言い訳とも言える。金平会長は「芸能活動が忙しくなりすぎて1週間、ジムワークができなかったこともあった。仕事をえり好みできる立場ではないから仕方ないとはいえ、スタミナの不安が的中してしまった」と一定の理解を示したものの、同じ失敗を繰り返さないためにも変化が必要であることを痛感していた。
試合では顔面が崩壊しかけるほど強烈なパンチを食らったが、高野のボクシングにかける情熱に変わりはない。その思いをくんだ金平会長は「マネジャーさんと話して、練習時間を確保するために芸能活動を調整してもらうようにお願いしました」。高野サイドも同会長の提案には前向きだという。
強烈なパンチを受けて顔面がゆがんだ画像とともに試合結果を報じた本紙ウェブサイトの記事は大きな話題になるなど、高野への注目度は高い。
「いつか東洋太平洋か世界のベルトを巻けた時、この負けが『良かった』と思えるようにしたい」と金平会長。それが現実となるかどうかは美女ボクサーの頑張り次第だ。
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