ホワイトソックスの村上宗隆内野手(26)は29日(日本時間30日)に敵地ヒューストンでアストロズとのワイルドカードシリーズ第1戦に「4番・一塁」で先発出場し、3打数1安打1打点、2得点だった。初回に決勝打となる先制の右犠飛、7回に左前打を放ち、勝利に貢献。快勝したチームは地区シリーズ進出に王手をかけた。
記念すべきポストシーズン(PS)初打席は初回一死一、三塁の先制チャンスだった。右腕ブルボーの初球、真ん中低めのスイーパーを空振りした2球目だ。外角低めの86・7マイル(139・5キロ)のチェンジアップをバットの先で拾うと振り抜いた。角度39度で高々と上がった飛球は先制の右犠飛となった。
日本人野手でメジャー1年目にPSに出場したのは2001年のイチロー(マリナーズ)、03年の松井秀喜(ヤンキース)、05年の井口資仁(ホワイトソックス)、08年の福留孝介(カブス)、20年の秋山翔吾(レッズ)、20年の筒香嘉智(レイズ)に次いで7人目だが、初打席で打点を挙げたのは村上が初だ。
3―0の2回一死満塁は3番手の右腕ウヨラにフォーシームを2球空振りした3球目、真ん中低めのフォーシームにバットは空を切り、3球三振だった。
5回先頭は4番手の左腕ヘンドリックスと対戦。フルカウントからの6球目、外角低めのカットボールを見極めて四球で歩いた。
待望の初安打は7回先頭で飛び出した。6番手の左腕ソーザの1ボールからの2球目、内角低めのスライダーを詰まりながら左前に落とした。PS初安打に一塁塁上で舌をペロリと出した。
9回一死無走者は守護神の左腕へイダーと対戦。2ストライクからの4球目、外角高めのシンカーに空振り三振だった。
メジャー1年目は127試合に出場して、打率2割7厘、日本選手新人記録の35本塁打を放ち、77打点をマーク。3年連続100敗以上の弱小球団のPS進出は史上初。その歴史的快挙の象徴だった背番号「5」は大舞台でも勝利を引き寄せた。












