愛知・名古屋アジア大会陸上男子ハーフマラソン競歩(愛知県庁・名古屋市役所周辺コース)が23日に行われ、銅メダルの崔炳光(韓国)がメダリスト会見で流暢な日本語を披露。日本のメディアからも拍手が送られた。

 レース後の会見には金メダルの石升吉(中国)、銀メダルの山西利和(愛知製鋼)とともに出席。各選手がレース後の心境を述べる際に、崔はマイクを握ると「みなさんこんにちは。みんな知っていると思いますが、ブロンズメダリストは、やっぱり一番楽しいです」と突然、流暢な日本語を披露した。

 続けて「私のランキングは、今日はもしかしたら5位、4位だったと考えるんですけど、正直今日のブロンズメダルは私のラッキーでした。もしかしたら、私の人生のラッキーじゃないかなと考えています」と報道陣を笑わせた。

 途中で記者から自身の日本語について質問が出ると、崔は「中学生から、ずっと日本のドラマやアニメなどが大好きでした。だから、独学で勉強しました」と明かした。

 喜びをあらわにした35歳は「(メダルの)意味が違うんです。今日のアジアンゲームも、私の初めてのメダルと、最後のメダルと考えるんです。このアジアンゲームは最後ではないかと考え、とにかく最後まで頑張った」と感慨深げに語った。

 さらに、崔は日本の応援についても言及。「(昨年の東京開催の)世界陸上から本当にびっくりしたんです。日本人の応援が、エナジーが違うんですよ。だから、今日の日本人、ここのみなさま、本当にありがとうございました。本当にうれしいです」と最後は感謝を示し、報道陣から大きな拍手が送られた。