5人組ダンスボーカルグループ「M!LK」は、今年の「NHK紅白歌合戦」で2年連続の紅白出場はなるか。昨年大みそかの紅白で初出場を果たしたものの、リハーサル時に関係者がまゆをひそめたシーンがあったという。その〝火種〟がくすぶっていることもあってか、今年の出場は不透明になっているようだ。NHKのジャッジに注目が集まっている――。

 M!LKは2014年に結成。15年3月に楽曲「コーヒーが飲めません」でデビューするも、低迷期が続いた。風向きが変わったのは昨年2月。楽曲「イイじゃん」がSNSでバズると、同10月の「好きすぎて滅!」がブームとなった。芸能関係者の話。

「まずタイトルが秀逸でした。〝滅〟とは〝滅するほど尊い〟というファン心理に刺さるフレーズでインパクトが強い。それに加え、マネしやすいダンスがTikTokで流行し、グループの存在を世間に知らしめました」

 同11月には、「第76回NHK紅白歌合戦」で紅白初出場することが発表された。デビュー10周年での悲願。迎えた大みそかの本番当日、メンバーの佐野勇斗が「じいちゃん、ばあちゃん、見てる? 出たよ~」と喜びを爆発させ、「イイじゃん」を披露して会場を盛り上げたのだった。ところが――音楽関係者が明かす。

「もともとM!LKの出場にNHKは慎重とされてきました。その理由の一つが、同じ芸能事務所に所属する『ももいろクローバーZ』。毎年大みそかに大型歌番組『ももいろ歌合戦』を開催しており、これをNHKはよろしく思っていないのです」

 ももクロは15年の「第66回NHK紅白歌合戦」に落選。同時に紅白卒業を発表し、賛否両論を呼んだ。

 17年から「ももいろ歌合戦」をスタート。多くのアーティストを迎え、ABEMAで配信されている。放送時間帯こそかぶっていないものの、〝大みそかの音楽歌合戦〟と銘打たれれば、「あからさまに紅白にぶつけてきたと、とらえられてもおかしくはない」(同)。

 それだけではない。昨年の紅白リハでは関係者がまゆをひそめるシーンがあったという。

「12月28日に行われた紅白リハ初日に佐野さんが欠席したのです。別の仕事が入っていたため仕方がなかったのですが、関係者は非常に渋い顔をしていました」

 紅白リハは出席必須ではない。ただ、M!LKは紅白で〝新参者〟だった。大御所歌手の坂本冬美と「夜桜お七」でコラボする企画もあったため、5人の全メンバーでステージまでの導線や音合わせ、演出のタイミングなどを確認するのがベターだとされた。

「心証がよろしくない上にそんなこともあったため今年、連続出場がかなうかどうか。ただ、M!LKの勢いを無視できないのもたしか。NHKは(1)その年の活躍、(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出などを軸に総合的に判断して出演オファーを決めますが、M!LKは(1)と(2)を満たしている。出場すれば若年層の視聴者開拓も期待できます」(同)

 M!LKの今年の活躍も目覚ましいだけに紅白出場が〝滅〟になれば、賛否両論を集めそうだが、果たして――。