世界最強のロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズの約3年ぶりのニューアルバム「フォーリン・タングス」は10日にリリースされるが、タイトルを決める際にAIを試したもの「ひどい案ばかりだった」とフロントマンのミック・ジャガーが明かした。英紙サンが5日、報じた。

 ミックは2023年に通算24枚目のアルバムのタイトルを決めるに当たって苦労した際にこの技術を使用して、最終的に「ハックニー・ダイアモンズ」というタイトルに決定した。

 82歳のミックはタイトル決定までの紆余曲折を明かしつつ「AIは全く別の話だ。俺がAIを使ったのは、ハックニー・ダイアモンズのアルバムタイトルを探していた時だけだった。それは、おそらくAIがまだ黎明期だった頃だろう。今回は誰も意見が合わなかったし、俺も色々なタイトルを提案してみたけど、返ってきたのはひどい案ばかりで全く役に立たなかった」と語った。

 さらにはタイトルに12個の名前が提示されたことも明かし「俺は『これが俺のアルバムタイトルの12個だ。もっとくれ』と言ったけど、もちろん結局どれも使わなかった」という。

 ミックはAIについて「つまり頼りすぎるのは良くない。最高の韻は自分の頭の中から生まれるものだから。行き詰まりを解消すれば、以前よりも良いものが手に入る。作曲もまさにそういうものだ」との姿勢も見せている。

 ニューアルバム「フォーリン・タングス」は10日にリリースされ、このタイトルは、ブルース調の新曲の歌詞の中から取られたものだという。