米テキサス州ヒューストンのテレビ局「KPRC2」を解雇された気象予報士のブリタニー・ベグリーさん(44)が、上司を痛烈に批判し、同僚たちにも不満をぶちまけた。さらに、悪夢のような職場環境を示す証拠として、電子メールや社内チャット、写真のスクリーンショットを大量に公開した。米紙ニューヨーク・ポストが4日、報じた。

 ベグリーさんは7月2日、インスタグラムに「真実を語ったことで人生を壊された…。もうテレビ業界にはうんざり」と投稿した。

 6月初旬に職場での不当な扱いについてインスタグラムで声を上げたことが原因で処分を受けたと主張した。さらに、人事部との面談が行われる前から、会社側は自分を解雇することを決めていたと訴えた。

「私は人事部の部屋に入る前から有罪と決めつけられていました」

 6月24日に退社を発表したベグリーさんは、こう書き込んだ。

「『調査』は午後0時30分からだったのに、私の机には午前9時の時点で私物を持ち帰るための段ボール箱が置かれていました。3日間の停職処分も、ただ形式的に見せかけるためだったのです」

 ベグリーさんは、自身が受けるべき評価を一度も得られなかったとも不満を漏らし、エミー賞などの栄誉にも恵まれなかったと主張。また、2025年8月付とみられる悪天候時の勤務体制について局の管理職が気象チームへ送ったメールや、社内で交わされたやり取りも公開した。

 そのメールによると、重大な気象災害が発生した際には、気象予報士は勤務予定を変更し、早朝出勤や残業、週末勤務、さらには本来の休日にも出勤することが求められていたという。

 さらにベグリーさんは、気象チームの改善を図ろうとした別の社員も「結局クビになった」と主張。「会社はいいとこ取りばかりする。それがこの業界です」と皮肉った。

 また、一部社員が遅刻したり準備不足のまま出勤したりしても、他のスタッフがそのしわ寄せを引き受けていたとも訴えた。

「経営陣は『すべての問題を真剣に受け止めている』と言っています。でも本当にそうなら、プロデューサー2人が辞め、残されたスタッフが週6日勤務を強いられる原因となった慢性的な問題を改善していたはずです」

 さらに、給与と労働時間について、「公平を期して言えば、気象チームは感情の嵐になりがちな職場です。年収12万~20万ドル(約1925万~3208万円)以上もらっている一部の気象予報士が、なぜシフトを代わることや暴風雨の待機勤務をあれほど嫌がるのか尋ねました。その間、私たち残りのスタッフは、もっと低い給料で長時間働き、週末勤務や休日変更までしていたのです。誰からも答えは返ってきませんでした」と不満をぶつけた。