北中米W杯1次リーグH組最終戦(26日=日本時間27日、米国・ヒューストン)、初出場のカーボベルデがサウジアラビアに0―0で引き分け。ウルグアイを逆転して2位に浮上し、奇跡の決勝トーナメント(T)進出を決めた。

 初戦で優勝候補スペイン、2戦目で強豪ウルグアイに引き分けて波に乗るカーボベルデは、この日も堅守を貫く。スペイン戦でスーパーセーブを連発し、一躍脚光を浴びたGKボジニャ(40)を中心にサウジアラビアの攻撃を無失点に抑えた。

 カーボベルデのブビスタ監督は「この選手たちを本当に誇りに思います。そして、チームがここまで成し遂げてきた全てを誇りに思います」とイレブンをたたえた。

 1次リーグ突破を果たし「もちろん満足しています。しかし、それ以上に私たちの組織力や自分たちのアイデンティティを通して、一つの民族、国民としての姿を示せたことが大きいです」と喜びをかみしめた。

 インタビュアーから「この予選突破は誰に捧げますか?」と問われると「カーボベルデ国民全てに捧げます。本当に、全てのカーボベルデ国民に捧げます」と感無量の表情を浮かべた。

 カーボベルデは決勝T1回戦で、前回カタール大会優勝のアルゼンチンと対戦する。史上最大の〝ジャイアントキリング〟を起こせるか。